太子山と秦家

130717_1.jpg130717_2.jpg130717_3.jpg
130717_4.jpg130717_5.jpg130717_6.jpg
130717_7.jpg130717_8.jpg130717_9.jpg
130717_10.jpg130717_11.jpg130717_12.jpg

親子会の縁に甘えて、
宵山の初日14日(日曜)の夜に
秦家にお邪魔させていただいた。


ふだん応接間的に使われている
広いミセが、太子山のお会所代わり
になっていて、ミセニワには、
大勢の見物人が押し寄せていた。

見張りの方に事情を説明し、
玄関ニワに入れていただき、
奥に向かって声をかける。

玄関ニワには「荷茶屋」が
展示されていた。

お座敷には、先にお客様が。


玄関、茶の間、中の間に通して
いただき、いつものと違う、
お祭りのしつらえ等について
少しお話を伺う。

赤穂緞通、祇園守、ヒオウギ
・・・


ミセとミセニワを開放している
とは言え、その奥はいつも通りの
静かな生活空間。

庭への戸はすべて開け放たれ、
ゆるい自然の風が通りぬける感じ、

最小限の照明による薄暗い感じ、

おもての喧騒や、子供たちの
”売り口上”の合唱が
うっすらと聞こえてくる感じ、

よそ行きの姿に飾られた室内、
・・・

それらを今、生活空間の中で
味わえるというのは、
タイムスリップに近い感覚
だと思った。

昔と変わらぬ状況を
そのままの形で維持されている
秦さんのこだわりの賜物。


[EF24-70 F2.8L II USM]
京都 | comments (0) | -

Comments

Comment Form

icons: