前日、この宿の”プライベートビーチ”で泳いだ人がいて、
「魚がいっーぱい、いましたよ!」
という興奮気味の報告に、オーナーが、
「何年ぶりかだよ、ここの下で泳いだ人。よく下りられたねぇ。」
と、話されているのを聞いて、これは、行かねばと思いました。。。
ということで、朝食後、長袖長ズボンで、私一人で出発。
沢の水を宿に上げているポンプ小屋までは、ユンボで1日で作った道が
付いてるらしいので、とりあえず、そこを歩いて小屋を目指します。
蝉がぶつかってくる狭いトンネル状の道を蜘蛛の巣を掃いつつ、
かがみながら、足を滑らさないよう慎重に下っていきます。
途中、色鮮やかなカニにも出会い、ジャングルムード満点。
ほどなく、ポンプ小屋に到着。
その先にも少し道が続いたので、行ってみようと
草むらに足を踏み入れたとたん、見慣れない飛び方の虫が・・・
「ごめん。すぐ帰るし・・・」と思わずにはいられない、
来てはいけない所に来た感が漂います。。。
しかし、そこからの景色は、素晴らしいの一言。
あれが、”プライベートビーチ”か・・・
きれいけど、思いっきり崖下やんけ。。。
(写真じゃもうひとつ伝わってきませんが、
びびるくらいの崖っぷり。)
その崖下へ通じる道は、ロープを使うような道だと
聞かされていたので、おそるおそる、崖下に通じている
っぽい道に踏み込むと、確かに、ロープがありましたが、
”ロープを使えば、全く安心”というレベルでした。
ほどなく、海岸一歩手前に到着。
しかし、それ以上は、自分の背丈ほどある茂みの中に
ロープが消えていましたので、”泳ぐわけでもないし・・・”
と思って、そこで引き返しました。
トレッキングブーツとかを履いて完全武装で、
ビーチへの続く道を自分自身で整備したい気分でした。